<連絡先> 03-3956-2254(名倉)

- 略 歴 -
2006 | 東京・雑司ヶ谷の鬼子母神で「雑司ヶ谷手創り市」を始める。毎月開催 |
2010 | 静岡縣護国神社にて「ARTS &CRAFT静岡手創り市」を開催。以後、年2回、4月と10月に開催 |
2012 | 静岡足久保木藝舎satoにて「くらしのこと市」を開催 |
代表 名倉 哲 (左)
米澤 あす香 (中央)
川手 幸子 (右)
取材日:2012/11/11
名倉:東京の雑司ヶ谷でこの活動を始めたのですが、その前は、運営するカフェをギャラリーとして作家を紹介する場にしていたんです。たくさんの作家たちと知り合うようになって、ものづくりを生業とする作家たちを応援したい、紹介したいという思いが強まっていきました。クラフトマーケットとして手創り市を立ち上げ、東京ではもう7年になります。私は静岡市出身なので静岡にも活動を広げ、2年半になりました。
出店する作家は全国を対象に公募しています。北海道から鹿児島まで広い範囲から参加します。静岡が特に多いということはありません。しかし全国から作家が集まるので、静岡の地元文化に自然に興味をもってもらって交流が生まれるようです。宿泊施設や、食事どころを作家に紹介しますが、紹介するのは地元の個人店に決めています。クラフト作家と同じように「個人の仕事」を発信していきたいからです。外から来た人にこそ「地のもの」を知ってもらう必要があると思っています。
名倉:僕らはイベントでの案内、警備、駐車場係などあらゆる仕事をスタッフで分け合って運営しています。サイト運営なども合わせてスタッフそれぞれの自主性に任せています。ボランティアではなく、ちゃんと手当を出すのも、責任ある仕事をしてもらいたいからです。楽しいことだけじゃないし、理想と現実を知って動くことが継続するために必要なことです。開催後は反省会をして次に活かしています。様々なことに意識的になって続けていくことが重要ですから。
川手:「くらしのこと市」では初めてスタッフが運営するカフェ営業を試みました。出展する作家が作った器を使って盛り付けます。作家が込めた思いを感じながら、暮らしの中で器をどう使えばいいのか、想像しやすいように心がけました。作家さんとつきあうと、作家さんの視点の独自性、繊細さに学ぶことが多いです。静岡はまだまだクラフトのことがよく知られていないように思えます。クラフトのことをもっとみんなに知ってもらいたいです。
<連絡先> 03-3956-2254(名倉)
2006 | 東京・雑司ヶ谷の鬼子母神で「雑司ヶ谷手創り市」を始める。毎月開催 |
2010 | 静岡縣護国神社にて「ARTS &CRAFT静岡手創り市」を開催。以後、年2回、4月と10月に開催 |
2012 | 静岡足久保木藝舎satoにて「くらしのこと市」を開催 |