えほん文庫
浜松市北区三方原2160-1 TEL 053-439-3810

- 略歴 -
2007 | えほん文庫をオープン。絵本の貸し出しとお話会を始める |
2008 | めぐみ助産院主催「赤ちゃん会」えほん文庫にて開始 |
2009 | 聖隷クリストファー大学の学生ボランティア受け入れ開始 |
2010 | 子ども図書館応援団のお話会開催 |
2011 | 第1回紙芝居フェスティバル開催 |
東日本大震災 震災孤児応援チャリティコンサート 「絆~つなげよう 未来の日本の子ども達へ~」を開催 |
取材日:2011.11.25
笑っちゃうんですが、当初私は自宅を使って本を貸し出す「家庭文庫」がどういうものかも知りませんでした。そして家庭文庫の先輩の方々に教えを請いに回りました。絵本は前から好きで250冊ほど集めていたのですが、読み聞かせ養成講座に入って絵本リストを見て買い足したりしました。財団の助成を受けて150冊調達させてもらい、移動図書館から毎月100冊ずつ入れ替える手はずを整え、えほん文庫が立ち上がりました。現在1100冊の絵本があります。目標は2000冊です。
ダウン症の子を授かったこともあって、障害ある子もそうでない子もわけへだてなく参加するよう望みましたが、何も言わなくても子供たちは自然にとけこんでいます。私が望んだとおりの姿です。子供だから障害のことをよくわかっていないのかもしれません。しかし後になって障害のことを理解したとしても、こうした幼少のころの経験があれば、偏見なしにお付き合いができる人間に育つと思っています。
東日本大震災が起き、何か自分達でできることがないかと摸索していたとき、ご近所のピアノの先生から「えほん文庫でチャリティコンサート開こうよ」と提案されました。それはいい、とあちこちに出演を打診すると「私も私も」となってすごい数になりました。キャパシティが足りなくて困っていたら聖隷クリストファー大学が会場を貸してくれることに。250人収容できる場所を提供してもらいましたが、観客数といえば開催日数日前で70人ほどの申し込みでした。そこからママ達が声かけに動き出します。ふたを開ければ当日の観客は300人。36万円を超える義援金を集め、あしなが育英会に渡しました。ママ達の力で震災後すぐに企画して3週間でそこまでできちゃいました。
次回は2012年3月に浜松市雄踏文化センターで開催します。同じ趣旨の会を継続してもらえるならば全面的に協力したいと言っていただきました。主導的に運営をささえてくださる方がいて、つながりは広がり続けています。
浜松市北区三方原2160-1 TEL 053-439-3810
2007 | えほん文庫をオープン。絵本の貸し出しとお話会を始める |
2008 | めぐみ助産院主催「赤ちゃん会」えほん文庫にて開始 |
2009 | 聖隷クリストファー大学の学生ボランティア受け入れ開始 |
2010 | 子ども図書館応援団のお話会開催 |
2011 | 第1回紙芝居フェスティバル開催 |
東日本大震災 震災孤児応援チャリティコンサート 「絆~つなげよう 未来の日本の子ども達へ~」を開催 |