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ストリートフェスティバル・イン・シズオカ実行委員会(すとりーとふぇすてぃばる・いん・しずおかじっこういいんかい)

市民・ミュージシャン・アーティストを結ぶ
静岡の街で出会い、新たな芽が生まれる


すとりーとふぇすてぃばる・いん・しずおかじっこういいんかい

ストリートフェスティバル・イン・シズオカ
実行委員会


会長  佐藤剛史:右
副会長 竹田公彦:左


取材日:2012/1/11

総勢100組以上のアーティストが集う路上イベント

 様々な行事が催される静岡市中心街・青葉シンボルロードで、2000年から毎年秋に開催されてきたストリートフェスティバル・イン・シズオカ。親しみを込めてストフェスと呼ばれている。約400mに及ぶ会場に、音楽、アート、演劇と飲食関係の出展・出演ブースが並び、2日間にわたってミュージシャンの生演奏や美術作品を楽しめるイベントだ。
 ストフェスを企画、進行するのは10名ほどの実行委員会で、開催当日はボランティアスタッフも活躍する。演劇集団「伽藍博物堂」の座長・佐藤剛史さんが5代目会長を務め、ミュージシャンである竹田公彦さんが初回開催時から現在まで副会長を務めてきた。
 2012年で初年度から13年目を迎えるが、出展・出演希望者数も来場者数も徐々に増えてきているという。暴風雨の影響で初日中止となった2011年も音楽関係73組、アート関係67組が出展した。市民にとっては地元の音楽・アートシーンを知る良い機会であり、関心を持つきっかけになる。出展者にとっては他のグループと交流する機会となり、イベント後に共同での音楽ライブやグループ展に発展させるなど、新しい関係を生んでいる。
 イベント当日までの1年間、実行委員会は出展者の選考から配置などの計画を周到に練る。月1~4回の会議をとおして、前年の反省をもとにその年のテーマやポリシーを考える。2011年のテーマは『cultivate culture』。文化を耕すという意味を持たせた。「過去11回のストフェスを振り返り、堀りさげ、さらに面白くしようと考えました」と、竹田さん。過去の実績に慢心せず2012年も、静岡の中心で文化を育て、新しい芽を生もうという意欲を膨らませて臨む。






以下、インタビュー

1. 音楽+アート

ストリート・ミュージックの認識を変え
良き文化として認めてもらうために発起

竹田:ストフェスを始める少し前にはすでに、ストリート・ミュージックが流行していました。ですが流行りとともに一般の人たちの間にはその行為を迷惑に感じる向きも多く、イリーガルなイメージもあったのです。音楽に携わる者として何かできないだろうか、また、路上での音楽活動を良き文化として認知してもらうために何をしたらよいか、ということを考えました。ストリートミュージシャンのなかにも、きちんと頑張っている人がいることも知ってほしかった。
 最初計画していたのは音楽イベントですが、その後静岡市が市民活動をする人材の育成を目的に開講していた「まちづくりの学校」の卒業制作を合わせ、音楽とアートを結びつけたのが始まりです。僕も含めて一般の人が普段アートに触れる機会というのは少ないから、それなら音楽とアートがコラボして、こちらから道を歩いている人に押しかけていこうと。ストリートなら誰でも目につきますから。

2. ストフェスの魅力

求めているのは、皆を楽しませる力のある人

佐藤:普段触れる機会の少ないアートの世界に入場無料で入れることや、初対面のミュージシャン、アーティストと気軽に話せる雰囲気がストフェスの魅力です。実行委員はその人たちを会議のなかで選考し、当日サポートするのが仕事。増え続ける県内外の出展希望者から、本当にお客さんを楽しませてくれる力のある人を選ばなければなりません。さらに、限定されたイベントエリアのなかで出展希望をより多くかなえてあげるため、屋台の配置の仕方、出展者の並べ方なども工夫しています。



3. 大前提のテーマ「出会い」

参加する人たちすべてに出会いがあり
社会との関係性を広げることが至上命題

竹田:2011年の「文化を耕す」のように毎年設定するテーマがありますが、大前提のテーマは「出会い」です。音楽と芸術をストリートに持ちこんだことによって、来場者が気軽にその世界に出会える。出展者どうしでも縁が生まれ、グループ展やライブの開催ということにも発展してきました。参加者すべてにメリットをもたらし社会との関係性を広げる。そんな見本市的な存在として機能していると感じています。
 毎月の会議には、伊豆など遠方からやってくる者もいます。そんな実行委員たちの最大のモチベーションは、皆が楽しんでいる顔を見ること。もちろん、天候の影響をまともに受ける野外イベントですから、1年間計画してきたものが実行できること自体も喜びになります。
 ストフェスによって人々の音楽・芸術への興味と関心を喚起し、且つ新しい企画、作品がこれからも自然に生まれていくといいですね。

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青葉シンボルロード

静岡市葵区呉服町 <連絡先> TEL 080-4228-0020(佐藤)


ストリートフェスティバル・イン・シズオカ実行委員会(すとりーとふぇすてぃばる・いん・しずおかじっこういいんかい)

- 略 歴 -

2000第1回ストリート・フェスティバル・イン・シズオカ開催
(以降、毎年開催)


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