伊豆・松崎・であい村 蔵ら
賀茂郡松崎町松崎319-1 TEL 0558-42-0100

- 略 歴 -
2010 | 伊豆・松崎・であい村 蔵ら オープン。地のものを使った定食を提供。クラフト作品の常設展示を始める |
2011 | さんしん(三島信用金庫)100周年記念事業「夢企業大賞」優秀賞受賞 |
2012 | 内閣府のエイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例・社会参加章を受章 |
取材日:2012/11/30
私は子供のころから針を持たないと落ち着かないような針仕事好きでした。東京で看護師をしていた時も近くのカルチャーセンターに行って、刺繍から編み物、人形作り、そして木彫りなどあらゆる手芸を学びました。だから、手仕事でものを作る人と作品が大好きなんです。
町の中の芸術家を発掘したいですね。いままで作品展をやったことのない人に蔵らを発表の場として提供したりしています。地元にも高校生まで芸術面で活躍して、大学生になってから都会に行ってしまった人もいて、そういう人たちが故郷で作品発表できると素敵だと思っています。松崎は案外ギャラリーが多い町でもあるので、ギャラリー通りのようになれる素地はあると思います。
子どもたちにも通学合宿という形でエコバッグ作りを教えたりしました。手でものを作ることの大事さを学んでもらいたいですね。
蔵らではランチやお弁当をメンバーが調理していますが、彼女たちも長く主婦をしてきて、家庭料理のプロの作り手なんです。その腕を活用しないともったいないです。家族の団らんが減り、今は若い人もお年寄りも家庭料理に飢えているような状況ですから、蔵らの料理に自分の心の居場所を求めてやってくる人も多いと思います。
私はよく「70歳を過ぎてからが人生の本番」とよく言うんです。その年になると、子育ても孫の世話も終わっていて自分がやりたいことをやれるようになるからです。年金もらって引っ込んでいるようじゃだめです。いろんな経験を活かすチャンスなんですよ。
今、蔵らの運営には延べ100人くらいの人が関わっています。おばあちゃんたちが声をかけあってくるし、ここが知られるようになってくると、それまで付き合ったことのないおじいさんまで、山の花を採って持ってきてくれるようになりました。みんなの居場所になってきたのはうれしいことです。
賀茂郡松崎町松崎319-1 TEL 0558-42-0100
2010 | 伊豆・松崎・であい村 蔵ら オープン。地のものを使った定食を提供。クラフト作品の常設展示を始める |
2011 | さんしん(三島信用金庫)100周年記念事業「夢企業大賞」優秀賞受賞 |
2012 | 内閣府のエイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例・社会参加章を受章 |