みしま街づくり株式会社
静岡県三島市本町7-30 TEL 0559-76-0038

- 三島ストリートギャラリーの活動履歴 -
1995 | 若手作家の作品によるストリートギャラリーを開始 |
2004 | 静岡県東部の高校生による美術作品展スタート |
2005 | 20回をもって開始時のストリートギャラリーの形態を一旦終了 |
2006 | 高校生の美術作品展を「春のストリートギャラリー」として展開 |
2012 | コンクールの要素を取り入れた「春のストリートギャラリー」をスタート |
取材日:2011.11.21
1995年というと郊外に大型店舗ができ始め、古くから親しまれてきた商店街の人通りに翳りが見えてきた頃です。車でバーッと移動して買い物をするショッピング形態が出始めた頃で、三島大通り商店街でも頭を悩ませていました。
三島きってのメインストリートの賑わいを取り戻したい、その仕掛けとして商店街をギャラリーにしようという構想が持ち上がったんです。三島大通り商店街は広小路から三嶋大社西までの間です。毎年春と秋の年2回、商店街まつりがあり歩行者天国になります。ストリートギャラリーには60~80店舗が参加してくれましたが、開催中の三島大通りは雰囲気がガラッと替わって新鮮でした。このイベントを聞きつけてわざわざ足を運んでくれるお客さんもいましたから集客効果はありましたね。2005年までの10年間それが続きましたが、2006年からは春と秋で、別の形態で開催するようになったんです。
もっと、出品することに意義を感じられるようにしたらどうか、それなら賞を設けようという意見が商店街から出て、2012年からはコンクール形式にしようということになりました。佐野美術館の学芸員など識者に審査してもらい賞を決定しますから、続けていくうちにステータスが出てくるのではないでしょうか。このストリートギャラリーが将来性のある若いアーティストの芽を育てる、そんな場所になっていったらいいなと考えています。
出品される作品の質が上がれば出品する高校生の可能性を伸ばすことになります。それが評判となって三島の商店街を楽しんで歩いてもらえるようになれば、集客効果も上がるかもしれません。そういうことが、まだストリートギャラリーに参加していない店の参加を促す力になります。参加店舗が増えれば、ストリートギャラリーはもっと盛り上がります。こんなふうにいろいろな相乗効果が出てくるのではないかと期待しています。
静岡県三島市本町7-30 TEL 0559-76-0038
1995 | 若手作家の作品によるストリートギャラリーを開始 |
2004 | 静岡県東部の高校生による美術作品展スタート |
2005 | 20回をもって開始時のストリートギャラリーの形態を一旦終了 |
2006 | 高校生の美術作品展を「春のストリートギャラリー」として展開 |
2012 | コンクールの要素を取り入れた「春のストリートギャラリー」をスタート |